「介護脱毛」をご存知ですか?
最近では、40代や50代の女性によく知られるようになった言葉です。将来、介護を受ける立場になった時に備えて、今のうちから脱毛をしておくのです。特に、アンダーヘア、つまりデリケートゾーンの脱毛が人気なのだとか。
20代の方にはピンとこないかもしれませんね。介護は、「する側」も「される側」も、とても大きな負担がかかります。
実際に自分の両親を介護した経験がある方や、介護職に従事している方など、介護の大変さを知ると、今から始めたいと思う人が増えているそうです。
日本の女性の平均寿命は世界でもトップクラスです。70歳から介護が必要になった場合、10年以上も介護を受けることになります。
その時、もし男性の介護士だった場合、やはり恥ずかしいですよね。ボサボサのアンダーヘアだとなおさらです。
まだまだ先の話だから、自分には関係ないと思っていたら後悔してしまうかもしれません。
介護脱毛のメリット
介護する側の負担が軽くなる
介護脱毛の最大のメリットは、おむつ交換や排泄のお世話が楽になることです。アンダーヘアが生えていると、排泄物がからまってしまい、きれいに拭き取ることができません。おむつを着けて寝たきりになると、おむつの中は尿や便でいっぱいになってしまいます。介護する立場を想像してみてください。整ったVラインやムダ毛のないIOラインの方がお世話がしやすいですよね。また、排泄物が残っていると感染症のリスクも高まってしまいます。
40代以降の傾向として、アンダーヘア、つまりVIOのすべてをツルツルにしてしまう方が多いです。さらに、40代の方が脱毛を急ぐ理由もあります。一般的なサロンやクリニックの脱毛は白髪に効果がないため、毛の黒いうちに完了させることが必要だからです。白くなってしまった毛を脱毛するには針で1本1本施術を行わなければいけません。そうなると痛みが伴い、特にVIOは強くなってしまい、脱毛を続けることができなくなってしまうケースもあるんです。
だからこそ20代の今、脱毛しておくと安心なんです。
介護される側の心理的負担が軽くなる
もし息子に介護してもらうことになったら?息子さんは気にしないというでしょうが、母親としてはやはり見られたくないのが本音です。まして、よく知らない男性ヘルパーさんならなおさらですよね。60歳でも70歳でも女性はキレイに見られたいもの。整えられたアンダーヘアなら気持ちもだいぶ楽になります。
いかがでしたか?元気なうちでは想像もできない介護脱毛。でも今から準備しておけば安心ですね。
脱毛サロンが当たり前になってきた今、私たちの老後の頃にはきちんと揃えられたアンダーヘアが当たり前になっているかもしれませんね。