AGA治療にかかる費用はいくら?【飲み薬・塗り薬】
「中国人の薄毛の人口は日本人の総人口よりも多い」
そんな調査結果が報告されてましたよ。ホントどうでもいいトリビアをありがとうございました。
ちなみに日本人の男性で薄毛が気になる人は7割を越えるんだとか。
私もあなたもマジョリティ(多数派)ということです。みんなと同じでほっとしますね。
とはいえ、「男らしさの象徴=ハゲ=絶倫=なぜかモテるおじさん」という称号は、もう少し先まで取っておきたいですよね。
今回はAGA治療にかかるお金についてまとめてみました。
AGAの治療は保険適用外
まず、知っておかなければいけないのはハゲの治療は保険適用外ということ。
風邪症候群や腹痛なんかよりもよっぽどハゲのほうが悩みが深いんですけどね。風邪なんて2・3日寝てれば治るのになんですか。ハゲは1ヶ月寝ても治りませんよ。
ハゲの場合は寝て待っていても症状はどんどん進行していくだけなので、早めの対策が肝心です。
AGA治療の種類
飲む治療薬
一般的な皮膚科で処方されるのは飲むタイプの治療薬。フィナステリド(プロペシア)ですね。基本的に自由診療なので同じ薬でもクリニックごとに料金が異なります。
皮膚科やAGA専門クリニックでの相場は約1ヵ月分(28錠)で5,000円~10,000円。
皮膚科のホームページには料金が記載されてないことがほとんどです。安く薬を手に入れたい方は事前に電話してみるのもいいかもしれません。
ただ一般的な皮膚科では飲むタイプの薬を処方されるだけなので、夜の電車の窓に映る自分のハゲ具合に落ち込んだり、自分の頭皮をカメラで撮影したものの想像以上の進行具合に心臓の辺りがどんよりしてしまったあなたには不向きと言って良いでしょう。
というのもプロペシアだけでは進行してしまった薄毛には効果が薄いからです。
詳しくはこちらで説明しています。「皮膚科での薄毛治療がおすすめできない2つの理由」
塗る治療薬
ほとんどの皮膚科では処方されないのが塗るタイプの治療薬(ミノキシジル)です。ミノキシジルの料金は5,000~10,000円程度になります。ドラッグストアなどで入手できるリアップが約7,000円であることを考えると比較的良心的ですね。
禿げ上がった方にはプロペシアと合わせて使う積極的な対策がおすすめです。
その場合はAGA専門クリニックを選びましょう。
AGA専門クリニックなら経験豊富な医師がひとりひとりの症状に合わせてオーダーメイドの治療を行ってくれます。どんな人にもプロペシアを処方する皮膚科との大きな違いですね。
AGA専門クリニックの費用は1ヶ月あたり1万円~3万円。診察料や薬代、中には育毛シャンプーやサプリメントまで含まれるクリニックもあるんですよ。
個人輸入してもいい?
実はわたしも個人輸入経験者。20代前半から薄くなってしまった髪を安い個人輸入の治療薬に大きな夢を託したわけです。
ミノキシジル配合の激安カークランドを2本セットを3回。合計6本。
これでもう若ハゲ部長とは言わせません。フサフサフサフサ。短髪で我慢してた私とはおさらば。夢の長髪はすぐそこなわけです!だってカークランドは世界が認める夢のハゲ治療薬なのだから。
カークランドの容器はスポイトタイプ。毎日ちゅちゅっと吸い取って頭皮にダイレクトON。揉みこむように丁寧に。無毛地帯の生え際は液垂れとの戦いです。頭頂部は指を立ててちょい強めに。
結果はというと・・、
ほぼ変わらず。っていうか全然変わってないし!いや、確かにM字のあたりに産毛っぽいものが生えてるよ。ポツンポツンってね。でもそれだけだよ。6ヶ月だよ。なんだそれ。右の頬を差し出したら左の頬を不意に叩かれたような衝撃です。
敗因は2つあると思ってます。
①期待しすぎた
②カークランドが効くタイプのハゲじゃなかった。
当時の私はこれさえ塗ってれば毛がフサフサ生えてくると本気で思ってました。だから生活態度はほぼそのまま。禁煙もせず、食事も好きなものを食べたいだけ食べて、週1で朝帰り・・。本気で治したい人のすることじゃないですよね・・。
それから、一番の理由だと思うのは、そもそもカークランドが効くタイプのハゲじゃなかったってこと。
「ハゲに効くらしい」
その言葉だけで知識もなくカークランドを手に入れました。今考えると、とても恐ろしいことです。AGAに詳しいドクターなら別の治療法(たとえばプロペシアとの併用)を提案してくれたかもしれません。
何が言いたいかというと、「素人判断で薄毛治療なんてしちゃいかん」ということです。
個人輸入はダメ、絶対!
地肌が見えちゃってる方はAGA専門クリニックも検討しましょう。