皮膚科での薄毛治療がおすすめできない2つの理由
「AGAはお医者さんで治せる」
テレビCMで毎日のように見かけますよね。そのおかげでAGAという言葉が薄げに悩む男性だけじゃなく、女性や子供まで知るところとなりました。
ほんと、余計なお世話です。
甥っ子に「おじちゃんAGA?」なんて言われた日にはもうね。ほっといてくれって話ですよ。
頻繁に流れてくるテレビCMを見ていると薄毛の方は近くの皮膚科に行けば誰でもフサフサになれるような錯覚を受けますが、実はそんなことはありません。
ここは間違いやすいポイントなのでしっかり理解しておきましょう。
皮膚科ではフサフサになれない2大理由
①AGA・薄毛に対して知識があまりない
プロペシアという薬の登場でどこの皮膚科でも薬を処方できるようになりました(取り扱いのない病院もあります)。ですが皮膚科はもともと皮膚専門医。薄毛を専門に勉強してきたわけではありません。
確かに頭皮は皮膚だけど、やはりAGA専門クリニックとは知識や治療法は全然違います。
■近所の皮膚科⇒プロペシアの単体処方
■AGA専門クリニック⇒AGAカウンセリング・血圧測定・血液検査・飲み薬・塗り薬・経過観測・サプリメントの処方・HARG治療など
皮膚科では薄毛に悩んでいる人が受診してきても、基本的には簡単な診察をしてプロペシア(飲み薬)を処方するだけ。ひとりひとり異なる頭皮の状態を調べることはありません。
一方、AGA専門クリニックでは内服薬の処方だけではなく、ひとりひとりに最適な治療法を提案してくれます。
②プロペシアはあくまで現状維持
皮膚科で処方してくれるプロペシア。
この薬の目的は脱毛を防いでAGAの進行を抑制すること。つまりプロペシア単体ではあくまでも現状維持。すでにハゲが進行してしまった人が飲んでも大きな改善は期待できないんです。
だから皮膚科がおすすめできるのは「最近少し抜け毛が多い気がする。地肌は見えないけど将来が心配だから今から飲んどくか」ってレベルの軽い抜け毛の人だけ。
頭頂部や分け目がミエミエになってしまった人がいくらプロペシアだけを飲んでも、ミエミエ頭皮からは脱出できません。
本気で悩んでいるなら皮膚科ではなくAGA治療専門のクリニックで治療を受けるようにしてください。
料金は皮膚科に比べると割高になってしまいますが、効果のないものにお金を払うよりよっぽど未来のためになると思いますよ。